ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学をR言語でなんとかしてみる (平均)
- 2013.02.16
- Prog Tech
- R言語, ハンバーガーショップで学ぶ統計学, 統計学
せっかくなので統計とR言語一緒にできるような
一石二鳥のあれこれがないかとさがしていましたが、
学生時代に統計学をWeb教材で学んだことを思い出しました。
向後研究室が一般公開しているWeb教材
「ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学」
平均から分散分析までを学ぶことができるイかした教材です。
1章から7章まで順番に学習していくと、平均から分散分析までを習得することができます。大学の卒業論文レベルで使う統計学として、きっと役立つことでしょう。
ポテトの長さの平均は
http://kogolab.chillout.jp/elearn/hamburger/chap1/sec0.html
あなたは、お腹がすいたので、ちょうど近くにあったハンバーガーのお店「ワクワクハンバーガー」に行くことにしました。
残念ながら盛岡にはマックカフェがあるので私はマックへ行きますが、
この主人公は夢の国のわくわくバーガーへ行きポテトを注文しました。
「このポテト、他のお店のより、短いんじゃないですか?」
あなたと言われる人物は、
そこでポテトが短い今時誰もそんなところ突っ込まない
前代未聞のクレームを入れた挙げ句とどめの証明を統計学で行うという、
学術的に冷静に相手の仕事っぷりを批判を行うことを試みます。
2社ポテトの長さの平均を求める
ここからはポテトのデータを処理するためにRを利用します。
あらかじめR言語を操作できる環境を準備してください。
ポテトの長さデータ読み込み
ポテトの長さのデータはサーバに置いておきました。
データをあらかじめ保存しておいたファイルから読み込むには scan() 関数を利用します。
> waku <- scan("https://www.laddy.info/wp-content/uploads/2013/02/wakuwaku.txt")
Read 49 items
> mogu <- scan("https://www.laddy.info/wp-content/uploads/2013/02/mogumogu.txt")
Read 49 items
ポテトの長さデータの表示
> waku
[1] 3.5 3.8 5.8 6.4 4.2 4.2 4.0 3.6 3.8 5.2 4.9 5.2 6.0 3.9 5.3 4.6 3.9 4.2 4.2 6.4 2.8
[22] 5.6 5.7 5.1 4.4 5.6 5.3 3.9 5.1 3.6 4.2 5.0 4.7 4.1 3.7 4.9 4.7 5.3 3.6 4.2 4.4 4.0
[43] 5.5 4.2 4.8 3.7 3.1 4.7 5.0
> length(waku)
[1] 49
> mogu
[1] 4.5 3.8 5.8 5.4 6.4 4.2 3.0 4.6 5.8 5.2 3.9 3.2 4.0 5.9 3.3 6.6 4.9 2.2 3.2 6.4 0.8
[22] 7.6 7.7 5.1 6.4 5.6 3.3 3.9 3.1 2.6 3.2 7.0 6.7 6.1 2.6 6.9 3.7 3.3 4.6 5.2 4.4 3.0
[43] 7.5 2.2 5.8 4.7 4.1 2.7 4.0
> length(mogu)
[1] 49
ワクワクバーガーのポテトの平均値
平均値を求めるには mean()関数を利用します。
> sum(waku) // 合計値
[1] 224
> mean(waku) // 平均
[1] 4.571429
モグモグバーガーのポテトの平均値
> sum(mogu) // 合計値
[1] 226.1
> mean(mogu) // 平均
[1] 4.614286
ポテトの長さの差
それぞれの長さの平均値から差の絶対値を求める
> abs(mean(waku) - mean(mogu))
[1] 0.04285714
教材と同じデータが出てきたので、おそらくあっているものと思われます。
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