シンクライアントでUSBメモリLinuxを入れて起動させてみる

出張に行ってきたついでに寄った秋葉原で、
HPのシンクライアントが大量に投げ売りされていたので購入してきました。

なんとこのマシン最大消費電力40wでファンも無い上に、
USBであれこれとブートできるらしいです。
本来なら電源を消したら元に戻るがシンクライアントですが
LinuxをUSBメモリに入れて簡易ブートサーバを立ち上げてみることにします。

予備知識: シンクライアント wikipedia

HP Compaq t5720 Thin Client


太っ腹なことにHPのサポートページではwindowsXP Embeddedのイメージを配布していますが、
今回はUSBメモリにLinuxを入れて起動させてみることにします。

USBメモリにLinuxを入れる

USBメモリにLinuxを入れる際に利用できるのがこのソフト
LinuxLive USB Creator
http://www.linuxliveusb.com/en/home

起動すると下記のような画面が出てくるので、
USBメモリを選択して自分の好きなLinuxを選択すると自動的にインストールが始まります。

自分は無難にCentOSを選択。
インストールが終わるのを待ちます。

thinクライアント起動

インストールが終わったUSBメモリを全面に差し込んで起動します。
あっさりUSBメモリからブートしています。

Persistent Mode(設定保存モード)で起動。
なにやらhttpd(apache2)がしょっぱなから入っていたので、
ログイン後httpdを起動させます。


$ su -
# /etc/init.d/httpd start

次回起動時にhttpdが自動的に立ち上がるように設定します。


$ su -
# chkconfig httpd on

これでひとまずクライアントを起動するとWebサーバが立ち上がるようになりました。
次はPHPとMySQLでも動かしてみたい・・・
そもそもLiveCDでyumインストールが出来るか謎ですが。