シンクライアントでUSBメモリLinuxを起動させてみる(2)

先日買ってきたシンクライアントの続きです。
シンクライアントでUSBメモリLinuxを入れて起動させてみる
実はシンクライアントあまり関係ないです、
USBメモリ起動のLinuxをサーバにして運用するが正しいような気がしてきました。

中身はこんな感じになってます

USBメモリCentOS6 構築続き

CUIに切り替える

GUIはいらないだろとinitのレベルを3にしてCUI起動に切り替えます。
前回と同じくPersistent Mode(設定保存モード)で起動
起動後ターミナルを開いて


$ su -
$ vi /etc/inittab
#id:5:initdefault:
id:3:initdefault:

$ reboot

取り急ぎselinuxとiptablesをoffにする

設定確認、操作をアクセスを遮断しないようにoffにします。
外部に公開する場合は危険なので注意してください。


$ setenforce 0 //selinux 一時的にoff
$ /etc/init.d/iptables off //iptablesをoff

次回起動時にSELinuxをoffにしておく場合には/etc/selinux/configを直接編集
# SELINUX=enforcing
SELINUX=disabled

同じくiptablesを次回起動時起動しないようにする
$ chkconfig iptables off

sshをインストールして外部から操作できるようにする


$ yum install openssh-server

日本語キーボードに設定する

keyboardレイアウトを日本語キーボードに変更


$ vi /etc/sysconfig/keyboard
 KEYTABLE="jp106"
 KEYBOADTYPE="pc"
 MODEL="japanese"
 LAYOUT="ja"

デフォルトで設定されているユーザにパスワードを掛ける


$ su -

rootのパスワード設定
$ passwd
*****

デフォルトユーザ(centoslive)ユーザの削除
$ userdel centoslive

自分のユーザ追加
$ useradd laddy
$ passwd
*****

いつものLinuxサーバ構築と何ら変わらなくなってきました。
シンクライアントの意味があまりないので次回からのタイトルは
USBメモリLinuxで持ち運びサーバを構築(仮)にしておきます。