縁の学習会に参加して(1月)

県の地域振興課の方が主催している縁の会という勉強会に潜り込んでいます。学術機関の方や県の方、企業の重役などが参加されて月1会のペースで勉強会を行っています。

講師は市長さんを中心に行われていまして、各自治体の取り組みなどをわかりやすい形で話していただけます。今年の1回目の学習会では、内閣府知的財産戦略推進事務局長に来ていただいて講話していただきました。

夢を持って、楽しく、甘えず

なにか思いを持って変えていくことがイノベーション、幸せ、地域活性化になる。みんなの共感ではなく、共感できる人とのつながりを持ち価値として実現していくのが良いのではないか。

夢を持って

未来というのは夢と技術とデザインでできている、世界的には学校教育的な平均なものが価値がなくなってきた。ウーバーやアマゾンは平均値を飛び越えて今までなかった価値を作ってしまった。新しい価値を作るために、誰かと共有・共感できる夢や誰と実現するのかを求めるべき、学校教育だと飛び出た学生の面倒を見るのは大変だが先生が頑張って生徒を導かないといけない。

楽しく

夢を持つのはいいが、楽しく行わなければならない。人が一番輝くのは楽しいと思って行動した時。楽しいと思う、もっとやりたい、そこで人脈や知識、研究、イノベーションが生まれ人間として育つ。ゲームの知識が膨大なオタク、学校では学ぶことがない知識について知っている。楽しさから得られた知識を活かせると追求と場所が必要。

甘えず

楽しいだけにだけではだめで、自分の楽しいには責任が伴う。人のせいにしてはだめ、だめなときにはその理由とできない箇所について協力を求める。だめなときでもどうやって乗り越えるか工夫する。失敗しても再度挑戦することが大切。三方良しの精神が必要。

と入っても日本では失敗を許すような寛容さと文化がないため、チャレンジしている人への失敗を長い目で応援する文化も育てないといけない。

なにかチャレンジするときはどういう人がどういう形で喜んでくれるのか考えて、どんどんアピールしていこう。

日本人はPDCAは向かない

最後に仕組みの部分について話をしていただいた、日本人はPDCAのCheckの部分でそもそも90点取れるような仕組みしか作らない、なぜなら失敗を評価するような考えを持っている人が少ないため。日本人にはOODAの考えの方が腑に落ちる気がする。

OODAについて
https://ja.wikipedia.org/wiki/OODA%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97