文部科学省が出した情報科教員用研修教材を見ていく(プログラミング部分)
プログラミング第3章コンピュータとプログラミング
PDFで配布されておりました、教員用の研修内容見ていきました、なかなか高度なことを研修として取り上げているなという印象でした。
あくまでも教員用の研修なので、これを学生に教えるということはまずないのではないかと思います。職業でプログラミングを行っているプログラマであればどこかで聞いた事がある内容だと思いますが、実践的な学習をしてきたプログラマだと聞いたことがないものもあるかもしれません。
目についたキーワードをリストアップ
- 順次、分岐、反復
- 流れ図(フローチャート)
- 制御構造
- UML
- Python
- print, if, else, def, range,
- アルゴリズム
- リスト, 乱数, 関数, 引数, 戻り値, WebAPI
- 線形探索, 二分探索, 選択ソート, クイックソート
- モデル化, モンテカルロ法
- Pythonによるグラフ表示
- 確率モデル
- 一様乱数, シミュレーション, 自然現象
- 生命体の増加シミュレーション, 放物運動, ランダムウォーク, グラフ表示
私が大学のプログラミング演習でやった感じのものが並んでいます、特にシミュレーション系のプログラミングは大学生の3年生のときに講義の内容でやった覚えがあるので、情報処理の知識がそこそこないと理解が難しかった覚えがあります。
科目の先生大変ですな
結論は、教える側の先生が教える知識が深くないといけないので、大変になりそうというところでしょうか。プログラミングの知識としてはPythonでランダムウォークのプログラムをグラフのライブラリを利用して視覚的に出せるようにするというところまでは抑えておくこと。
私が知っている情報の先生は理科や数学の先生が情報の免許をタダ同然で配った時代の先生しか知らないので、あの先生は本当にこれ教えれるのかという疑念があります。プログラミングの単元だけでこれだけ深いことをやるので、大丈夫かしらというものを感じます。
どうしようもない先生対象にした研修会とかWeb解説教材なんか面白いアイディアになりそうでした。
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